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インパクトドライバーとバッテリー電圧の関係をわかりやすく説明!

インパクトドライバーとは?電圧別にわかりやすく解説!

打撃(インパクト)で強力に木ネジを締め付けます。

主に木材の締結を行います。

大工仕事、趣味のDIYなどで使用します。

現在主流のリチウムイオンバッテリーだと7.2v~40vまで6種類くらいの電圧に分かれます。

  • 7.2V:ペン型インパクト(小型):機種数少ない。
  • 10.8V:ガングリップインパクト(中型)。DIY向け。
  • 14.4V:ガングリップインパクト(大型)。機種数一番多い。
  • 18V:ガングリップインパクト(大型)。機種数一番多い。
  • 36V:ガングリップインパクト(最強パワー)。限定機種のみ。
  • 40V:ガングリップインパクト(最強パワー)。限定機種のみ。

バッテリー電圧が7.2Vクラス(最大締め付けトルク:30N・m程度)

このクラスだと名前は「インパクトドライバー」ですが、実際の使い方は「ドリルドライバー」や「電動ドライバー」に近い物です。

ネジ締めに使うにはメチャクチャパワフルです。

でも大工仕事ではあまり活躍できません。

  • 木材に30mm位の木ネジをバンバン打ち込む。(ちょっとした家庭内作業)
  • 錆びて固着したネジを緩める

こんな作業に向いているのが7.2Vインパクトです。

こんなメリットがあります。

  • 他のインパクトよりも本体が軽くて小さい!
  • ネジを締める時にしっかり固定していなくても、打撃でラクに木ネジを打ち込んでくれる。
  • ネジの締め終わりに電動ドライバーに比べて手首に反動が来ないのでラク。

 

女性でも使いやすいです。

一台持っておくと便利ですよ。

バッテリー電圧が10.8Vクラス(最大締め付けトルク:90N・m程度)

10.8Vクラスのインパクトドライバーなら、大工仕事で90mm位の長いビスを打ち込む時にも使えます。

大工仕事でもつかえるのに本体が軽いので、サブ機として使うととても重宝します。

DIY作業での大工仕事であれば、これ1台でもどうにかなります。

また、女性にとっても入門機として使いやすいです。

但し、1本のコーススレッドビスを打ち込む速さは、14.4V機や18V機にはとても敵いません。

もし作業の効率を考えるのであれば、もっと高電圧のインパクトドライバーを選びましょう。

バッテリー電圧が14.4V~18Vクラス(最大締め付けトルク:130~180N・m程度)

本職の大工さんやDIYで木材を使う男性にとっては、一番使われているクラスだと思います。

18vと14.4vの間にはトルクの差はそんなに大きな違いはないようです。

とりあえずこのクラスのインパクトドライバーを持っていれば、大工仕事がこなせます。

バッテリー電圧が36V~40Vクラス(最大締め付けトルク:200~220N・m程度)

このクラスのインパクトドライバーは、マキタやハイコーキという一流電動工具メーカーの一部のモデルとして存在するだけです。

主流ではないので、無理してこのクラスのインパクトドライバーを買う必要はないでしょう。

バッテリーも互換性のある電動工具の種類が少ないので、そういう意味でもそこまでの魅力は感じません。

但し、「インパクトの作業を極限まで効率化したい!」という方には唯一無二の最強インパクトとなります。

1本のコーススレッドビスを打ち込む時間が、18V機よりも5秒早かったとします。

もしこの作業を100回行うとしたら500秒の作業時間の差が出ます。

8分ちょっと早く作業が終わるのです。

一日中作業をするプロの職人さんだったら、30分とか1時間の差になる場合もあるでしょう。

こういう「インパクトドライバーを使い倒すプロ」にとっては、なくてはならないインパクトドライバーです。

木材に大口径の穴をあける場合もかなりの作業効率の差が出ますので、そういう点にこだわる方にはおすすめの電圧です。

まとめ

インパクトドライバーの場合は、メーカーが変わっても「電圧とトルク」の関係はそんなに変わりません。

トルクよって用途が変わってきますので、自分のやりたいことに合わせて電圧を選びましょう。

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